キッズ・ファミリーDVD店

きかんしゃトーマスと仲間たちのすばらしいところは彼らが「完璧なよい子」ではないところ。もちろん悪い子でもない。彼らは根がとても良いのだが、間違ったことをすることもある。失敗することもあるし、意地悪をすることもある。しかし、トーマス達は多くの場合、その過ちを認め、素直に反省する。良いことをすればみんなが喜び、それを讃える。トップハムハット卿がそのような雰囲気を作り出しているのであろう。

善悪の区別も大事だが、自分は善悪にどのように対処すべきなのかを学ぶことはもっと大事なように思える。トーマスの物語は単に楽しいだけでなく、そのような示唆に満ち溢れている。

もちろん、物語自体も楽しく、子供が飽きることなく見続ける造形もすばらしい事は言うまでもない。
本当に良い子って何だろう？
多くの子供向けの物語はすごく悪い子と模範的なすごく良い子がでてくることが多い。しかし、多くの場合、なぜその「悪い子」は悪いことをして、「良い子」は良いことをするのかがわからない。悪い子だから悪いことをするようにも思えてくる。本当にそうだろうか？例えばバイキンマンは悪い子だから理不尽に悪いことをし続けるのであろうか？

きかんしゃトーマスと仲間たちのすばらしいところは彼らが「完璧なよい子」ではないところ。もちろん悪い子でもない。彼らは根がとても良いのだが、間違ったことをすることもある。失敗することもあるし、意地悪をすることもある。しかし、トーマス達は多くの場合、その過ちを認め、素直に反省する。良いことをすればみんなが喜び、それを讃える。トップハムハット卿がそのような雰囲気を作り出しているのであろう。

善悪の区別も大事だが、自分は善悪にどのように対処すべきなのかを学ぶことはもっと大事なように思える。トーマスの物語は単に楽しいだけでなく、そのような示唆に満ち溢れている。

トップハムハット卿が何度もプライベート中に機関車達のトラブルで呼び出されてしまったり、どこか皮肉が利いた話が多く、イギリスらしくて面白い。
何より製作者側の機関車に対する愛情が伝わってくるのが心地よい。
個人的にはソルティが好き。続巻も楽しみ！
息子のお気に入り
話は「ねむれないクランキー」、「まんなかのきかんしゃ」、「うんのわるいハロルド」、「くるまどめのもんだい」の4話が入っています。
息子はクランキー、ハロルド、ビルとベンが大好きなのでこの巻をとても気に入っています。

新シリーズですが新しい仲間がでてくるのは１話目のハーヴィーとソルティーだけです。トーマスも一話目しか登場しません。

１巻、３巻に比べるとでてくるキャラクター数がかなり少ないです。
息子が大好きなキャラクターがメインのお話ばかりなので星５つにしましたが、クランキー、ハロルド、ビルとベン好きでないお子様にほかの巻をお勧めします。