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SFから離れた最初のウルトラマン
初代ウルトラマン(昭和41年)、ウルトラセブン(昭和42年)までの二作が放映された時代、まだ、人類は月面に着陸していませんでした。宇宙へのロマンと好奇心が尽きなかったこの時代、初期ウルトラ二作品にSF的要素が強い理由の一つではないかと思います。 アポロ11号が月面着陸し、月は何ら生物の居ない殺伐とした星だと分かり、宇宙人の存在に期待していた多くの人にとっては多少残念な結果になりました。SFや特撮の作りにも大きな影響をもたらしました。帰ってきたウルトラマンもその流れを受けて制作されており、SF的な要素は前二作よりも確かに少なくなっています。 しかし、このウルトラマンの見所は、SF的要素よりも人間ドラマです。人間としての弱さと人類を救いたいという希望が葛藤となって主人公のキャラクターの通奏低音を成しています。レーサーとしての挫折から第1話が始まり、名優岸田森が演じる坂田さんや天才子役の次郎君との心の交流、マット内部の議論や確執。それらを通して、主人公は成長し、また、ウルトラマンとして活躍するという設定です。中でも11月の傑作集と言われている、DVD第9巻は特におすすめです。 ご覧になった方々皆さんがおっしゃられるように、予告編が各DVDに収録されていない仕様は残念です。そのかわり、DVD13巻は、全予告編と当時の出演者、スタッフに対するインタビューを収録しています。物故されている二代目隊長・根上淳さん、ナレータ・名古屋章さんへのインタビューは大変貴重だと思います。
大好き\(≧▽≦)丿
僕はウルトラマンシリーズの中で一番帰ってきたウルトラマンが好きです!ウルトラマンよりもかっこよくなっているし、何よりもブレスレット☆ベムスターと戦って負けて太陽に向かって飛んで行く彼を見た時は僕もかなり悔しかった事を覚えています!かなり昔の事ですが、弟がエースファン、僕がジャックファンでよく喧嘩していました…最高なのでぜひ見てください!
ウルトラ5つの誓い
　とどろく叫びを耳にして、われらがウルトラマンが帰ってきました。　 　昭和の懐かしい町並み。暴れる怪獣たち。郷秀樹の体を借りて地球の平和を守るためMATとともに戦うウルトラマン。恐竜型怪獣の前半、宇宙怪獣との対決の中盤、狡猾な宇宙人との対決を描きながら、守るべき人間のやさしさと内なる闇の深さを描いた後半。このセットで全話ごらん頂くとさまざまな発見があると思います。2006年に放送されたウルトラマンメビウスでは 帰ってきたウルトラマンへのオマージュがたくさんありました。たくさんの人に愛され、好きなウルトラマンは？と聞かれれば「帰ってきたウルトラマン」と答えるひとの多いことがこの作品が魅力あふれるシリーズだといえるからだと思います。 　新マンには2つの最終回があります。ナックル星人の回とゼットンの回。上原正三氏のコメントでは「怪獣使いと少年」を放送したため軋轢もあったとか。でもよく考えてみたい。日本人の残忍さを描写しながらも、パン屋の娘のようなやさしさも日本人は備えていると思う。 新マンは我が家にカラーテレビが来て初めて見た番組でした。それも「怪獣使いと少年」。嵐の中ムルチと戦うウルトラマンが思い出に残っています。 　デジタルウルトラで再現される初号試写の色合い。特に水に濡れたウルトラマンの赤がきれい。オクスターの回が特にきれいでしたね。 　白黒でみていた本放送。このＤＶＤが始めての本放送といえるかもしれません。早朝のＴＢＳの再放送が見たくて夏休みのラジオ体操をサボりたくて仕方なかった。今となっては見たいだけ見れるけど。ぜひみなさん、ごらんください。
大人も楽しめるウルトラマン
個人的な意見ですが、大人も楽しめるウルトラマンは、
ウルトラＱ
ウルトラマン
ウルトラセブン
帰って来たウルトラマン
ザ・ウルトラマン（アニメ版）
ウルトラマン・ティガ
の６作品と思っております。
この６作品は永久保存版を確保したいと思っております
帰って来たウルトラマンはその中の一つです。
やばい！
タイトルをちらっと見ただけで、1-Clickした諸兄も多いことと思う。

世界に誇る円谷特撮作品の中でも最高傑作の呼び声高い本作は、
もはや語るに多くの言を必要としない。ただ観ればいいのだ。
特撮好きというなら、既に自宅のラックに収めていなくてはならない。

あの戦闘シーンのワクワクした高揚感と、
巧みなストーリー展開に胸躍らせたあの頃…

後生に語り継がねばならない作品がある。
そしてそれは−ここにある。

型破りな､東光太郎が魅力的！
怖いもの知らずと言うか､素手で怪獣に向って行く東光太郎はカッコイイ！ ウルトラマンタロウの前半の２１話をセットにしたこの商品には､怪獣スチール写真も付いてます｡ 私は､セブンとエースのファンですが､何故かこのタロウだけを全巻揃えてしまいました｡ でも、期待以上に楽しく観られましたので､購入した事に満足してます｡ この前半で良かったのは､亀の親子怪獣の話が人情がありプチ涙､エンマーゴとバードンには苦戦､ それと個人的には､森山隊員が可愛いくて､大好きです！ 隊長(名古屋章さん)や副隊長(東野英心さん)も存在感のある演技で素晴らしかった｡ ウルトラ６兄弟のファンは､絶対に観るべきです｡
第２次怪獣ブーム絶頂期の極み！
　『タロウ』の放送が始まった昭和４８年前後は特撮ヒーロー番組が山のように存在した時代であり、製作元の円谷プロもウルトラシリーズの他に２本の巨大ヒーロー作品をこさえていた。折りしも東映の仮面ライダーシリーズも『Ｖ３』がスタートした年でもあり、この時期を第２次怪獣（特撮ヒーロー）ブームの絶頂期と呼んでも差し支えない。 　そんな中で始まった『タロウ』だが、子供の頃は観ていても今は全然……という人も多いだろう。ウルトラ兄弟どころか父や母まで総出演し、ど派手なメカニックや怪獣達、そして全体的な雰囲気からしても、ついつい「子供向け」というくくりで評価してしまいがちだ。ウルトラシリーズでもファンから特に支持されているのは初期作品の硬派な『セブン』だったりするわけで、大人がなかなか手を出さないという印象がある。 　だがちょっと待って欲しい。『タロウ』は確かに子供向けだが、その子供を喜ばせよう、楽しませようという意気込みは半端ではない。ミニチュアの作り込み方はシリーズ中でも屈指の出来であるし、怪獣との殺陣もよりアクロバティックに。ストーリーの無さを批判する節もあるが、ウルトラ戦士に親子の設定があるのと同じく、やはり親子の絆をテーマにしたエピソードも数多くある。そして何より、全体的なテンションの高いことといったら！　とにかく面白い作品を作ってやろう、という製作者側の意図がガンガン伝わってくるのだ。 　特撮ヒーローブーム絶頂期の雰囲気を、ぜひ味わって欲しい。
爽やか！
ウルトラマンタロウは他のシリーズに比べ、明るくてコミカルでとても楽しいシリーズだと思います！魅力はなんといっても東光太郎役の篠田三郎の若さあふれる爽やかな演技だと思います。二枚目なのにどこか抜けてる光太郎がとても人間味があって、近所のお兄さん的ヒーロー像に親近感を感じます。ZATの仲間とのやりとりや下宿先での日常シーンの 演出やセリフが昭和の香りがして結構笑えて楽しいです。出てくる怪獣とそのやっつけ方もユーモアがあって女の子が見ても楽しいウルトラマンシリーズではないかと思います。
思われている以上に丁寧な作り
タロウというと「やたら荒唐無稽で適当な作り」というレッテルを貼られがちである。

が、今回見直してみて思われている以上に丁寧な作りに感心した。
確かにセブンや新マンに比べれば非常に明るい画面作り、明るいテンションの演出が為されているのだが、
「怪獣の特性から事件が起き特性に対しての対策を講じた作戦を採る」という点は、ウルトラシリーズとして実に正しい原点帰りといえる。

また、よく言われる通り演じる篠田三郎氏に代表される、底抜けなまでの明るさ、爽やかさが際だつだけに
トータス編やバサラ編のダークさはある意味他のシリーズ以上に際だつ。

やはり「10周年記念作品」のトリを飾るシリーズだけに、当時の力の入れようが伺えるシリーズである。食わず嫌いで見ていなかった第一期ファンや平成シリーズから入った方にも是非見て頂きたい逸品だ。
ウルトラマンファミリー登場
　『（初代）ウルトラマン』の最終回でゾフィーが現れ、『帰ってきたウルトラマン』ではウルトラセブンがウルトラマンにブレスレットを渡し、『ウルトラマンＡ』ではピッポリート星人に５人のウルトラマンの墓を用意されるなどウルトラ兄弟のエピソードがありました。そして、『ウルトラマンタロウ』では、ついに、ウルトラの父と母が登場します。ウルトラ兄弟は血は繋がっていませんが、この親子は本当の親子です。（マイホーム時代を反映してか、特撮もファミリー志向？になったようです。）
　ウルトラの父はウルトラの国で一番えらいのですが、ウルトラマンタロウは２世だし、ウルトラ兄弟の末っ子でもあり、ちょっと頼りない感じでした。そこがまたいいんですけど。すごいピンチになっても、ウルトラ兄弟がかけつけるので、そこが楽しみでもありました。